スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【61日目】(4/12)リトルボーイ【広島】

4月12日金曜日、電こうそさんのお宅にて起床。

この日は原爆ドーム、そして平和資料記念館へ向かいます。
そのあと余裕があれば広島県立美術館で開催されている「夏目漱石の美術世界展」を観てこようと思っていたのですが、結果から言うとやはり余裕はありませんでした。
主に気持ちの面で。
・・・正直あれらを観た後に他のことは手に付きません。



DSC_0997.jpg

電こうそさんはお仕事なので、駅前でお別れ。
少し歩くと見えてくるのが。

DSC_0998.jpg

DSC_1000.jpg

負の世界遺産「原爆ドーム」
栄えた街並みの中に忽然と現れるその建物は、まるで異世界のもののように見えます。



DSC_1002.jpg

たったひとつの爆弾で、20万の人間が死んだのです。



DSC_1006.jpg

DSC_1008.jpg

DSC_1009_201308181129444a7.jpg

DSC_1005_20130818112923007.jpg

広島市街の喧騒の中に静かに佇む原爆ドームをじっと観ていると、周りの雑音が聞こえなくなって、心の中に重い何かがのしかかるような感覚に囚われました。
この建物は、原爆投下前の平穏な広島を、被爆した地獄のようなヒロシマを、力強く復興してきた広島を、確かに見てきたのです。





DSC_1017_201308181129452c7.jpg

戦時中の様子を描いたレリーフ。



DSC_1022_20130818112947ffa.jpg

平和記念公園内にある「原爆の子の像」

原爆で被爆したとある少女がモデルとなっています。
真下にある石碑には

「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」

という言の葉が刻まれています。



DSC_1024.jpg

モデルになったとされる佐々木禎子さんは、被爆による白血病でわずか12年という短い生涯を閉じました。
驚くべきは被爆してから白血病を発病するまでに9年もの期間があったことです。
それまで元気に生きてきた彼女は、知らず知らずのうちにその命を蝕まれていたのです。

もちろんこの女性だけではありません。
今この瞬間にも、被爆の後遺症で苦しんでいる人たちがいます。
原子爆弾の脅威は今もなお続いてるのです。



DSC_1025_20130818113013656.jpg



DSC_1027_2013081811301440b.jpg

後ろに原爆ドームの見える献花台。
おじいさんやおばあさん、旅行で訪れたであろう外国の方、通りすがりのサラリーマンまで、みんな手を合わせ祈っていました。



DSC_1028_20130818113015020.jpg

広島平和記念資料館へ。

DSC_1029.jpg

大人は50円で入れます。
多くの方に見てもらいたいという思いからでしょう。



DSC_0001_20130818113043fff.jpg

DSC_0002.jpg

DSC_1030_20130818113045cba.jpg

DSC_0005_20130818113133c81.jpg


DSC_0004.jpg

この柱一面に貼られている全てが核実験への抗議文です。
これがおよそ8面ほどあります。
それだけの数の核実験が世界で行われているということなのです。



DSC_0008_20130818113135f7c.jpg

原爆投下前の、原爆ドーム周辺の模型です。
この街並みが。

DSC_0007_20130818113134da3.jpg

たったひとつの爆弾で、死の大地になってしまいました。



DSC_0009.jpg

DSC_0010_2013081811315960c.jpg

DSC_0016_201308181132017b2.jpg

DSC_0017_20130818113202b08.jpg

今年で68年です。
原爆ドームの周りには新緑の芽吹いた大きな木々が風にそよぎ、原爆ドームよりも大きなビルがそこかしこにそびえています。
もう当時の惨状が感じられないほどに広島は復興しました。
改めて自然の力強さ、人の逞しさを感じずにはいられません。



DSC_0020_20130818113203eaf.jpg

8時15分。

DSC_0021_20130818113205e4c.jpg

DSC_0023_201308181132310f5.jpg

DSC_0024_2013081811323225f.jpg

中身が真っ黒に焦げてしまったお弁当。



DSC_0025_2013081811323305f.jpg

被爆した方のボロボロになった「爪」です。



DSC_0026.jpg

DSC_0027_2013081811323663a.jpg

DSC_0028_20130818113259a20.jpg

DSC_0029_201308181133009fe.jpg

「熱い光の中で、僕は一枚の絵になった」
中学の合唱会で歌った原爆の歌の中に、このような一文があったのを思い出しました。



DSC_0034_20130818113301ebe.jpg

黒く歪に変形してしまった爪。



DSC_0037.jpg

ひしゃげた分厚い鉄扉が、爆発の衝撃を物語っています。



DSC_0040_201308181133075ef.jpg

原爆投下後、灼熱の広島に降り注いだ黒い雨。
それは放射性物質に汚染された死の雨でした。

DSC_0041.jpg

原子爆弾の爆発から生き延びられたにもかかわらず、この雨により被爆し亡くなった方も非常に多かったのだそうです。
大怪我、大火傷を負った人々にとっては恵みの雨だったのでしょう。
生き延びるために必死だったのでしょう。
そのために口にした雨水が、結果としてその方たちの命を奪っていったのです。










目を逸らしたくなるような展示がたくさんありました。
ここに載せることを憚るような写真がたくさんありました。

それでもここに来て本当に良かったと思います。
日本人として、ひとりの人間として、自分の意志でここを訪れることができたことをうれしく思います。

もっと多くの人に見てほしい。
パソコンの画面越しでは決して感じることのできない想い、痛み。
実際に足を運ぶことで、そういったものがきっと伝わってくると思います。





帰りに献花台で手を合わせてきました。

核が二度と、人の、ありとあらゆる生命の上に落とされぬことを祈りながら。















DSC_0048_201308181133307d9.jpg

DSC_0050_201308181133331be.jpg

にゃんこ可愛い。



午前中に一通り見終えたのですが、やはりこの後に何かをする気にもなれず、結局ファミレスでブログの編集や読書をして夕方まで時間を潰していました。
まぁブログ編集も読書もロクに進まなかったのですけど。
ぼーっと席に座りながら周りの人たちを見渡して、「平和だなぁ」なんて思っていました。





夕方になり、電こうそさんと再び駅で合流。
またまた晩御飯をご馳走して頂けることに。
本当にすみませんッ

DSC_0052.jpg

お肉ー!



DSC_0053_20130818113421250.jpg

完食後www
すみませんあまりに美味しかったのでついがっついて食べてしまい、写真を撮るのを失念しておりました。
すき焼き、本当に美味しゅうございました。
やはり人と食べるご飯は良いものですね。

・・・がっつきすぎて少し気持ち悪くなっていたのはここだけの秘密。



電こうそさんのお宅に再びお邪魔になり。

IMG_0574.jpg

かわゆい黒猫と戯れてこの日は終了。

非常に濃い一日(正確には半日)でした。
 
 
 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

はじめまして。
ブログの更新、旅の再開、共に楽しみにしております。
今後とも応援しております。

No title

お疲れ様です。
原爆資料館は展示物等の質量ともけっこうなもんで、殆どが原爆の凄惨さを物語るものなのでSAN値が下がりまくってしまうのも仕方ないことです。ただ先人達が私たちに遺してくれた貴重な訓なので記憶にとどめないといけないことなのもまた然り。いい体験をされたとおもいますが、資料館出た後の猫がいい癒しになってますね。
猫といえばウチの子を出していただいてありがとう

>>nexさん

初めまして!
よくぞお越しくださいました(*´ω`*)

ブログ更新は亀、再開は未定で良いとこなしですが、よろしければ気が向いた時にでも覗いてやってくださいませ。



>>電こうそさん

ただただ凄惨さを伝えるだけでなく、原爆の仕組みや核防止のための取り組みなど、次に繋げていくための前向きな展示も多く非常に心打たれるものがありました。
本当、出た後の猫には心救われた感じがします。

私も飼うなら黒猫飼いたいです。
超・可愛い!
今ココ!
プロフィール

こっとん

Author:こっとん
年齢:20代後半
性別:男
身長:高め
体重:今後減る予定

自転車に乗って気ままに日本を周ってきます。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
ブログランキングに参加中!
気が向いたときにでもクリックして頂けると嬉しいです。
アクセス数
検索フォーム
こっとんへメール

お名前:
メールアドレス:
本文:

リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。